パルディ天球図より、こと座 Ignace Gaston Pardies, Wikimedia Commons

へび座

へびつかいが持っている「へび」 頭としっぽが離ればなれに

へび星図

へび座

名称星座名へび
略号Ser
学名Serpens
所有格Serpentis
英語名the Serpent
設定者プトレマイオス
概略位置赤径15h35m(頭部) 18h0m(尾部) 
赤緯10°(頭部) -5°(尾部) 
面積428(頭部) 208(尾部) 
季節
南中7月中旬(頭部) 8月中旬(尾部) 
星数1等0(頭部) 0(尾部) 
2等0(頭部) 0(尾部) 
3等1(頭部) 1(尾部) 
4等7(頭部) 3(尾部) 
5等16(頭部) 5(尾部) 
6等43(頭部) 29(尾部) 
変光星290
データ出典:
 星座名・概略位置・星数:天文年鑑2009
 名称(星座名を除く):IAU Webサイト
この星座は、アルマゲストでもへびつかい座とは別の星座として扱われていました。星座絵では、へびはへびつかいの向こう側に身体が行っているので、へびつかい座と共通の星というのもないようです。

暗い星ばかりですが、空も暗ければへびの姿を追うこともできます。κ-β-γの三角がへびの頭、そこからδ-α-ε-μと身体が続きます。へびの身体はへびつかい座の向こうに回り、νからξ-ο-η-θとへびの尻尾。その間に大きなへびつかい座がありますから、東西方向に50度以上も広がる巨大な星座です。うみへび座といい、りゅう座といい、長い動物の星座は大きいです。

古代ギリシャの時代、へびは生命のシンボルとして崇拝されていたそう。冬眠で土から出てきて、脱皮をするへびは、植物と同じように土から生まれ、脱皮をすることで若返ると考えられていたのですね。

M16とグリーゼ710

へび座には、M16という散開星団があります。この星団は、同じ場所にある散光星雲「わし星雲」の中で作られた星たちです。ハッブル宇宙望遠鏡などの写真では立派な星雲が写りますが、望遠鏡で見ても、星雲はほとんど見えないようです。双眼鏡で見ると、星団がぼおっと星雲のように見えます。

へび座ηの少し北に、グリーゼ710という星があります。明るさは10等級、肉眼で見ることはできませんが、この星は現在から136万年後に地球に1光年まで接近するといわれています。

恒星データ

Hipparcos
番号
バイ
エル
符号
赤径赤緯固有名
カタログ名
意味アルマゲスト名実視
等級
絶対
等級
スペクトル距離
(光年)
77070α SER15h44.3m06°26’ウヌクアルハイへびの首(λ)3星の中央星2.630.87K2III73.2
77233β SER15h46.2m15°25’  頸の付根にある星3.650.29A3V153
78072γ SER15h56.4m15°40’  こめかみにあたる星3.853.62F6V36.3
76276δ SER15h34.8m10°32’  頸の第一彎曲部の後にある星3.80-0.24F0IV210
77622ε SER15h50.8m04°29’  これら(α)の南星3.712.04A2m70.3
88175ζ SER18h00.5m-3°41’  尾の彎曲にあって右手につづく星4.622.79F3V75.6
89962η SER18h21.3m-2°54’  同じく尾にあってそれにつづく星3.231.84K0III-IV61.7
92946θ SER18h56.2m04°12’アリア尾の端にある星4.621.59A5V132
76852ι SER15h41.6m19°40’  顎の端にある、頭の四辺形の星4.510.66A1V192
77450κ SER15h48.7m18°09’グジャWardaman族の言葉でメルテンスオオトカゲ四辺形の中央で口にある星4.09-1.05M1III348
77257λ SER15h46.4m07°21’  これら(δ)につづく3星の北星4.424.07G0Vvar38.3
77516μ SER15h49.6m-3°26’  それ(ε)につづく彎曲部の後で、蛇遣いの左手に先行する星3.540.14A0V156
84880ν SER17h20.8m-12°51’  蛇遣いの後の右脚につづく星4.320.45A0/A1V193
86263ξ SER17h37.6m-15°24’  それ(ν)につづく2星の南星3.540.99F0IIIp105
86565ο SER17h41.4m-12°53’  これら(ξ)の星の北星4.240.68A2Va168
データ出典: バイエル符号・等級・スペクトル・距離 Hipparcos 星表  絶対等級・独自計算  固有名・意味 星座の神話  アルマゲスト名 アルマゲスト
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