名称 | 星座名 | さんかく |
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略号 | Tri | |
学名 | Triangulum | |
所有格 | Trianguli | |
英語名 | the Triangle | |
設定者 | プトレマイオス | |
概略位置 | 赤径 | 2h0m |
赤緯 | 32° | |
面積 | 132 | |
季節 | 南天 | |
南中 | 12月中旬 | |
星数 | 1等 | 0 |
2等 | 0 | |
3等 | 2 | |
4等 | 1 | |
5等 | 7 | |
6等 | 15 | |
変光星 | 122 | |
データ出典: 星座名・概略位置・星数:天文年鑑2020 名称(星座名を除く):IAU Webサイト |
さんかく座
小さくて暗い星でできているけれども、なぜだかめだつ「さんかく」。
3等星2つと4等星ひとつでできる「さんかく座」は、アンドロメダ座の南、おひつじ座との間にあります。アンドロメダ座もαからγ、αから51番星とつなぐと、細長い三角形になりますが、その形のまま小さくしたような「さんかく座」です。
これも、小さくともアルマゲストにある48星座のひとつ、星座絵では、三角定規のような姿をしていますから、幾何学の象徴的なことなのでしょうか。
この星座には、M33という渦巻銀河があります。隣のアンドロメダ座には「アンドロメダ銀河」M31がありますが、どちらも私たちの天の川銀河のお隣さん、M33を写真で見ると、渦巻きをちょうど真上から見た姿で、とても立派です。
都会でも双眼鏡があれば見つけることができますが、渦巻きは見えず、中心部分がぼおっと白いしみのように見えるだけです。でも、見えたその光は、今から200万年以上も前に向こうを出たもの、と考えると、宇宙の広さが感じられます。
恒星データ
Hipparcos 番号 | バイ エル 符号 | 赤径 | 赤緯 | 固有名 カタログ名 | 意味 | アルマゲスト名 | 実視 等級 | 絶対 等級 | スペク トル | 距離 (光年) |
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8796 | α TRI | 1h53.1m | 29゚34.8' | モサッラー | 三角形の頂点 | 三角形の頂点の星 | 3.42 | 1.95 | F6IV | 64.1 |
10064 | β TRI | 2h 9.5m | 34゚59.2' | 底辺にある3星の西星 | 3 | 0.09 | A5III | 124 | ||
10670 | γ TRI | 2h17.3m | 33゚50.8' | 3星(β)の左星 | 4.03 | 1.24 | A1Vnn | 118 |
データ出典:
バイエル符号・等級・スペクトル・距離:Hipparcos星表 絶対等級:独自計算 固有名・意味:星座の神話、IAU アルマゲスト名:アルマゲスト