５０万年前の星空

５０万年前　『春』
　星座線は現在のもの。星たちがどの辺りにあったのか、の、比較のためです

ふたご座アルファ・カストル（１．６等級）はだいぶ前から２等星だが、ふたご座ベータ・ポルックス（２．４）も、ししの尻尾で２等星となる。しし座アルファ・レグルス（１．５等級）　おとめ座アルファ・スピカ（１．０等級）　みなみじゅうじ座ガンマ・ガクルックス（１．３等級）と、０等級以上の星はないものの、明るい星が増えてきた。北斗七星のあたりに２等星がポツポツあるが、将来北斗七星となるのは、ドゥベ（２．２等級）　アリオト（２．３等級）　アルカイド（２．３等級）

北斗七星は、「おおぐま座星流」の星が５つ含まれるが、そのうちのひとつが「アリオト」　まもなく、その星たちも明るくなってくるだろう。

５０万年前　『夏』
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明るい星が多い。

頭上にぎょしゃ座アルファ・カペラ（０．２等級）、おうし座アルファ・アルデバラン（－０．２等級）のペア。南の中空に、とも座ロー（０．３等級）と、０等級台の明るい星が目立つ。わし座に、フォーマルハウト（１．３等級）があり、デネブ→カペラ・アルデバランとつないで、もしくは、とも座ロー→フォーマルハウト→カペラ・アルデバランでも『夏の大三角』と呼べるだろう。

５０万年前　『秋』
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賑やかな『夏』に比べて、明るい星のない静かな空。『夏』と『冬』をつなぐ、幕間というところか。

５０万年前　『冬』
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一時の華やかさに比べると、この空も少しお休み。それでも１等星が４つあり、『冬』の空の面目は保たれている。